Re:act整体院は皆さまの『クセ』を見極め、床反力(ゆかはんりょく)を
しっかりと得られるからだを目指しております。

人間はいつも重力の影響を受けて生活しています。立っている状態であれば、
その重力と同じ重さのチカラが足の裏から頭の先まで伝わっており、そのチカラの事を床反力といいます。
自分と同じ重さのチカラが頭まで到達しない状態を続けてしまうと、からだの
不調が現れやすくなり、その床反力を得られない状態が猫背やO脚・X脚のような歪みに繋がると考えます。

しかしながら、歪み＝痛みではありません。歪みとは誰でも持っているその人の特徴のようなものです。
歪み＝痛みになると世の中の人ほとんどが痛みを抱えているという事になります。言うなれば右利き・左利きという特徴でさえ歪みと考えれば、歪みのない人など存在しないのかもしれません。
ではなぜ痛みが出るのか...。
それは動きの偏りが原因だと考えられます。

生き物は姿勢反射という機能を持っています。座っている時、立っている時など何も考えていなくてもからだが倒れないのは、この姿勢反射のおかげなのです。例えば、電車で居眠りをしていてもなかなか倒れそうで倒れない。
意識をしなくても姿勢反射の機能がからだを守ってくれているのです。その反射にプラスして安定を求めると関節のどこかを固定しようとし始めます。
固定しやすい関節が出来ると、そこに頼り始め、今度は動かしやすい関節を
見つけ始めるのです。これを『クセ』といい、からだの個性となるのです。

関節には可動域(関節を動かせる範囲)があります。その範囲が大き過ぎても小さ過ぎても偏りが出始めます。
「からだが柔らかい方が良い」という通念がありますが、各関節がまんべんなく動いて柔らかいのか、それともひとつの関節だけが柔らかいのか。
もちろん前者の方が痛みが出にくいからだとなります。
後者のように、ひとつの関節が柔らかくなり過ぎると次に動いて欲しい関節の
動き出しが遅れてしまいます。
つまり連動性が低いという状態になるのです。

逆に考えれば関節がまんべんなく硬い人は連動性が良いという状態なのかもしれません。
動きが偏り過ぎてしまうと床反力のベクトルがズレてしまい、体重より少ない
床反力しか返ってこないからだになってしまいます。
Re:act整体院はその動きの偏りを探り、皆様に本来備わっているからだの動きを取り戻すお手伝いをいたします。